ワイモバイルのスマホへ

少しの行動が一生を左右します。

ワイモバイルのスマホ機種、「Nexus6」


ワイモバイルのスマホ機種は、今まで、ソフトバンクの旧機種ばかりでした。しかし、やっとスマホ最新機種Nexus6が登場したのです。Nexus6は、ドコモやソフトバンク、auなどのキャリアでは販売されず、キャリアでは、ワイモバイルだけで販売されています。

Nexusシリーズは、Googleのスマートフォンで、2年置きに、製造会社が変更しています。Nexusの前機種、Nexus5は、韓国のLG電子が製造会社でした。そして、Nexus6は、米国のモトローラが製造会社になっています。

このNexusシリーズの特徴は、「無色」です。プリインストール(最初から入っている)されているアプリが少なく、せっかくの高性能マシンの能力を圧迫することもなく、自分の好きなアプリをインストールさせていくことができます。自由度が高い、ということですね。

Nexus6のOS(基本ソフト)は、Androidです。普及されている、iPhoneは、iOSなので、操作が少し違います。そして、Androidのバージョンも、最新の「Android 5.0 Lollipop」になっています。

Nexus6の画面は、6インチと大きく、Nexus6は、ズボンのポケットに入らないほどです。一方、iPhone6plusの画面も、5.4インチもあり、Nexu6は、iPhone6plusを大きく意識した作りになっています。

スマートフォンより大きく、タブレットより小さいものをファブレットといいますが、Nexu6とiPhone6plusは、ファブレットのライバルと言えます。

Nexus6のディスプレイは、有機ELです。そのため、液晶よりも発色が弱く、黄色みがかっています。それから、屋外で画面を見るのも少し大変かもしれません。

Nexus6のカラーは、ダークブルー(黒)とクラウドホワイト(白)の2色。ダークブルーの方が先に販売されました。

防水性能は、防滴レベルであり、生活防水ほどではありません。

アウトカメラの画素数は、1,300万画素。インカメラは200万画素。アウトカメラもよくできていますが、それ以上に優れたカメラを持つスマートフォンもあるので割愛。

充電には、普段利用する、Qi充電(ワイヤレス充電)と、一気に完全充電させたいときに使う、ターボ充電(急速充電)があります。ターボ充電は、残存ゼロから完全充電させると1時間ちょっとかかります。

CPUやRAMは現状で最高のものを使用。記憶容量は32GBと64GBのどちらを選べます。

ワイモバイルでNexus6を契約すると、メールアドレス形式が「@ymobile.ne.jp」のキャリアメールを使用することができます。

Nexus6では、メーカー非公認ですが、root権限を取得する(root化)ことができます。知識があれば、スマートフォンの内部の権限者として、ほとんどすべてのことをすることができます。

そして、ワイモバイルのNexus6はsimフリー機種です。ワイモバイルの料金プラン終了後は、格安のsimを挿入することで、Nexus6を再び利用することができます。

Nexus6は、Google Playでも購入することができます。Google Playでは、料金プランに入らずに、端末そのものだけを購入することができ、そしてsimフリー機種なので、とても人気があります。

Google PlayのNexus6は、このように大変人気なのですが、キャリアの圧力があるのか、商品を出し渋っているように感じられます。欲しいのに、なかなか手に入る状態ではありません。

ワイモバイルでNexus6を一括で購入後、ワイモバイルの料金プランだけ解約するという反則技があります。その場合、手続き料金3,000円と解約手数料9,500円を支払います。

そういえば、Apple Storeでも、iPhone6とiPhone6Plusが購入できません。2015年5月のsimフリー義務化を前に、収益減に危機感を持つキャリアが圧力を掛けているのではないかという憶測があります。

2015年5月のsimフリー義務化によって、スマートフォン本体と通信契約が別々になりそうです。これにより、スマートフォンの購入手当をキャリアが補助しなくなり、結果的にスマートフォン本体の実質負担が増えそうです。

Nexus6のMNP(携帯番号そのままで通信会社変更)割引は、月540円。総額12,960円でした。この金額は、Nexus5の時のMNP割引の3分の1の額です。そして、Nexus6本体の金額は、32GBモデルが75,168円。64GBモデルが85,536円です。少し割高感があります。

Nexus6のライバルとなりそうなスマートフォンは、まず、大衆性の高いiPhone6やiPhone6Plus。低額だけどコストパフォーマンスの高い、ASUSのzenphone5。エンターテイメント性が高いソニーのXperia Z3、Xperia Z3 Compact、あるいはXperia Z4 Ultraでしょうか。