ワイモバイルのスマホへ

少しの行動が一生を左右します。

ワイモバイルのスマホプランのタイプ


ワイモバイルという会社の経緯(旧イー・アクセスはソフトバンクの完全子会社になり、旧ウィルコムと合併した)上、音声通話をどこの会社の回線にしているかで、今もなお、引きずっています。

スマホプランS、スマホプランM、スマホプランLとプランが分かれていますが、さらに音声通話の回線がどこの会社なのかによって分けられています。その分け方を「タイプ」と呼んでいます。

音声通話の回線がどこの会社なのか、というのは、スマートフォンの機種が何なのか、によります。欲しいスマートフォンの機種が何で、タイプは何なのか、を確認しておく必要があります。

タイプは3つに分けられます。


タイプ名 タイプ1 タイプ2 タイプ3
音声通話回線の社名 ソフトバンク 旧イー・アクセス 旧ウィルコムとソフトバンク

音声通話の回線をソフトバンクに依存するものを「タイプ1」と呼んでいます。

音声通話の回線を旧イー・アクセスに依存するものを「タイプ2」と呼んでいます。

音声通話の回線を旧ウィルコムとソフトバンクに依存するものを「タイプ3」と呼んでいます。





ワイモバイルのスマートフォン端末がどのタイプなのかは、以下の通りです。

Nexus 6 タイプ1
MediaPad M1 8.0 タイプ1
DIGNO T 302KC タイプ1
STREAM S 302HW タイプ1
Nexus 5 EM01L タイプ1
ARROWS S EM01F タイプ1
ワイモバイル音声SIM タイプ1
STREAM S 302HW タイプ2
AQUOS PHONE ef WX05SH タイプ3
AQUOS PHONE es WX04SH タイプ3
DIGNO DUAL 2 WX10K タイプ3


同じスマートプランであっても、タイプが異なると、サービスに違いが出てきます。


サービスの違いは以下の通りです。

・キャリアメール
・海外データ1日定額
・アフターサービス
・機種・料金プランの変更
・利用できないサービス
・フィルタリングサービス
・SoftBank 3Gエリアでの利用


それでは、詳細を追っていきます。



まず、キャリアメール。「タイプ1」と「タイプ3」では、メールアドレス形式が「@ymobile.ne.jp」になります。


「タイプ2」では、メールアドレス形式が「@ymobile1.ne.jp」になります。






海外データ1日定額。海外でデータ通信をすると、高額になるので、一定量の通信を超えたら定額になるサービスです。


「タイプ1」と「タイプ3」では、国際ローミング提供国でのデータ通信が、990KBまでは使った分だけ。25MBまでは、1,980円。25MBを超えると2,980円になります。


「タイプ2」では、国際ローミング提供国でのデータ通信が、2.9MBまでは使った分だけ10KBにつき5円。15MBまでは、1日1,480円。17.7MBまではまた使った分だけ10KBにつき5円。17.7MBを超えると1日2,880円になります。さらに、25MBを超えると通信制限がされます。




次に、アフターサービス。「タイプ1」と「タイプ2」では、「故障安心パック-S」サービスがあります。月額500円を支払えば、故障保証サービス、水漏れ・全損保証サービス、盗難・紛失保証サービス、破損保証サービス 、電池パック無料サービスまたは内蔵 型バッテリー交換修理割引サービス 、水漏れメモリーデータ復旧サポートがあります。


「タイプ3」では、「故障安心パック-S」サービスがあります。月額500円を支払えば、故障保証サービス、水漏れ・全損保証サービス、盗難・紛失保証サービス、破損保証サービス 、電池パック無料サービスまたは内蔵型バッテリー交換修理割引サービス 、水漏れメモリーデータ復旧サポートがあります。




それから、機種・料金プランの変更。スマホプランでも、例えば「タイプ1」から「タイプ2」への機種変更には、「タイプ1」のスマホプランの解約、そして「タイプ2」のスマホプランの新規契約が必要です。


タイプを変更する場合には、同じスマホプランといっても、一度解約してから、新規契約が必要になります。


例外として、イーモバイルの「4G-Sプラン」からワイモバイルのスマホプラン「タイプ1」への変更には、既存契約の解約とワイモバイルとの新規契約はいりません。


また、ウィルコムのPHSやスマートフォンの対応プランから、ワイモバイルのスマホプラン「タイプ3」への契約変更には、既存契約の解約とワイモバイルとの新規契約はいりません。


これらの例外は、「タイプ1」がイーモバイルの「4G-Sプラン」、そして、「タイプ3」がウィルコムの前身と後身という関係だからです。




ついで、利用できないサービス。「タイプ1」と「タイプ3」では、VoIP(Voice over Internet Protocol)を使った通信(音声通信をデータ通信にする)、 MPEG、AVI、MOV形式などの動画ファイルやBMP、JPEG、GIF形式などの画像ファイルを使えない、大量のデータ通信を使えません。


「タイプ2」では、P2Pを利用したファイル交換や一部のオンラインゲームを利用できません。




そして、フィルタリングサービス。「タイプ1」と「タイプ3」だけ、青少年の健全な教育のために、「スマホ安心サービス」を利用できます。アプリケーションや有害サイトの利用制限は無料。利用時間の管理、利用状況の確認、位置情報の確認は300円です。




最後に、SoftBank 3G通信エリアでの利用。「タイプ2」だけ、SoftBank 3G通信エリアで技術的に制限がかかります。 国際電話と104(番号案内)は利用できません。また、3G(1.7Ghz)エリアからSoftBank 3G(2.1Ghz/900Nhz)エリアに切り替わるとき、通話とデータ通信が少し途切れます。



まとめると、下の表になります。


タイプ名 タイプ1 タイプ2 タイプ3
音声通話回線の社名 ソフトバンク 旧イー・アクセス 旧ウィルコムとソフトバンク
キャリアメール @ymobile.ne.jp @ymobile1.ne.jp @ymobile.ne.jp
海外データ1日定額 2,980円 2,880円かつ制限あり 2,980円
アフターサービス 故障安心パック-S 故障安心パック-S あんしん保証サービス プラス
機種・料金プランの変更の例外 イーモバイルの「4G-Sプラン」 なし ウィルコムのプラン
利用できないサービス VoIP、一部動画ファイルや画像ファイル、大量のデータ通信 P2Pを利用したファイル交換や一部のオンラインゲーム VoIP、一部動画ファイルや画像ファイル、大量のデータ通信
フィルタリングサービス スマホ安心サービス なし スマホ安心サービス
SoftBank 3Gエリアでの利用 制限なし 制限あり 制限なし


スマートフォン端末ごとのまとめは、下の表です。


スマホ端末の名称 タイプ名 回線 キャリアメール 海外データ アフターサービス プラン変更例外 禁止利用 フィルタリング SoftBank 3G
Nexus 6 タイプ1


ソフトバンク



@ymobile.ne.jp



2,980円



故障安心パック-S



イーモバイルの「4G-Sプラン」



VoIP、一部動画ファイルや画像ファイル、大量のデータ通信



スマホ安心サービス




制限なし
DIGNO T 302KC タイプ1
STREAM S 302HW タイプ1
Nexus 5 EM01L タイプ1
ARROWS S EM01F タイプ1
ワイモバイル音声SIM タイプ1
MediaPad M1 8.0 タイプ1
STREAM S 302HW タイプ2 旧イー・アクセス @ymobile1.ne.jp 2,880円かつ制限あり 故障安心パック-S なし P2Pを利用したファイル交換や一部のオンラインゲーム なし 制限あり
AQUOS PHONE ef WX05SH タイプ3


旧ウィルコムとソフトバンク



@ymobile.ne.jp



2,980円



あんしん保証サービス プラス



ウィルコムのプラン



VoIP、一部動画ファイルや画像ファイル、大量のデータ通信



スマホ安心サービス




制限なし
AQUOS PHONE es WX04SH タイプ3
DIGNO DUAL 2 WX10K タイプ3


欲しいスマホ端末がどのタイプか確認したら、在庫があるのか確認!!